男女別で見る口臭予防のチェックポイント

日常生活の中で、臭いが気になる時と言えば、仕事をしている時ではないでしょうか。上司と話をしている時、お客様と接している時などが挙げられます。

近年は「セクシャル・ハラスメント（セクハラ）」や「パワー・ハラスメント」などと同様に「スメル・ハラスメント」という言葉も生まれました。これは「本当は避けたいのに、仕事上の縛りによって避けることのできないニオイの脅威」と言えます。

このような脅威を与える側にも受ける側にもなりたくはないですよね。そんな仕事上のニオイの問題について男女別にヒントになる記事がありました。

男性の場合

男性が気にするにおいのダントツ1位は「加齢臭」ではないでしょうか。いわゆる年配の男性から発せられるにおいを総称したものですが、最近では20代、30代の若い方にもいわゆる「加齢臭」が現れているようです。加齢臭は、身体全体からにおいを発するものですが、特に口臭は強く感じます。近くで話をしているときなど、相手のにおいが気になってしまう人もいるのではないでしょうか。
出典：不快な思いをしたくない人、必見です！男女別で見る口臭予防チェックポイント

加齢臭と言うと、「うなじあたりから出ているニオイ」とイメージしがちですが、口臭にも加齢臭があるんですね。しかもそれが加齢とまでは言えない20代・30代にも広がっているそうです。

原因としては、「喫煙」「毎日のコーヒー」「アルコール」「ストレス」「脂を多く含む食事」などが挙げられます。この年代は仕事のストレスも多く、それによってタバコ・コーヒー・お酒の量が増え、接待や付き合いで酒のつまみなど脂っこい食事もたくさん食べてしまいそうです。これらの複合的な要因が積み重なって口臭がひどくなる場合があります。また、疲れが蓄積すると、体内に疲労物質が溜まって、それが口臭の原因となります。またストレス自体も胃液の分泌を増加させ、酸っぱいニオイ原因となると言われています。

仕事でのストレスは簡単には解決できませんが、運動や趣味など気晴らしをして、食事やお酒、タバコ以外で解消できるといいですね。また、「アクティブレスト」という方法もあります。疲れている時に敢えて身体を動かして血流を良くし、体内の疲労物質を取り除くという考えです。無理は禁物ですが、適度な運動もいいかもしれません。

そしてなんといっても一番おすすめなのが、定期的に歯医者に通って歯のクリーニングを受け、口臭の原因となる歯垢や汚れをとってもらうことです。30代になったら、最低でも半年に1回は歯医者に行くことをおすすめします。男性の衰えは「歯」→「目」→「精力」の順番に来るそうです。管理人の私は現在40歳ですが、これを本当に実感しています。特に口臭が気になるという方は、まずは歯医者に行ってクリーニングを受けてみてください。歯医者に電話して「クリーニングしたい」と言えば簡単に受け付けてもらうことができます。

女性の場合

女性でも喫煙・アルコール・コーヒーなどは控えたいところですが、女性では特に注意したいポイントとして、「ブレスケアなどの食べ過ぎ」・「過剰なダイエットや食事抜き」・「ストレス」などが挙げられます。
出典：不快な思いをしたくない人、必見です！男女別で見る口臭予防チェックポイント

エチケットとして使っているブレスケアが逆に口臭の原因となるのは意外でしたね。強力な効果のあるタイプに頼りすぎると、これらが逆に強い口臭を引き起こしてしまうことがあるそうです。この記事には原因までは書かれていませんでしたが、おそらく口内環境のバランスが崩れてしまうからなのではと思います。ニオイを消すには別のニオイで隠してしまうのではなく原因を取り除くのが基本です。ブレスケアに頼りすぎて基本的なオーラルケアが疎かになってしまうのかもしれません。

「過剰なダイエットや食事抜き」については、胃が空になって胃酸によって臭いが発生する、水分不足で口が渇くなどが原因として考えられます。

「ストレス」については口の中が乾いてしまうことも原因の一つです。ストレスによって唾液が減って口が渇くと、口の中の酸性度が変わって細菌が繁殖しやすくなったり、細菌を洗い流すことができなくなってしまい、ニオイがきつくなります。乾いているなと思ったら、適度な水やお茶などの水分を口に含むといいでしょう。