現代日本人はどんどんニオイに敏感になっています。
「加齢臭」という言葉が生まれたのが2001年、「ミドル脂臭」は2013年に生まれました。果たしてこの先どんな新しい臭いが生まれてくるのでしょうか。ますます生きづらい世の中になってしまうのでしょうか。
そんなお嘆きの貴男に朗報があります。
男性用化粧品メーカーのマンダムは、25～54歳の働く男女を対象に「男性の基本3体臭”汗臭””ミドル脂臭””加齢臭”に関する調査」を実施しました。その結果が下記の通りです。
汗臭については、男性82.6%、女性89.0%が「不快」と回答し、25～34才の女性は、100%「許せない(我慢できない)」と回答している。ミドル脂臭については、男性の75.0%、女性の89.0%が「不快」と回答しており、汗臭同様、男女ともに不快率が高いことがわかる。
一方加齢臭は、「不快ではない」と回答した人が男性で78.3%、女性で72.5%。容認度についても、男性で94.6%、女性で86.8%が「許せる」と回答しており、加齢臭は容認率(許せる)の高いニオイであることが明らかとなった。
- 出典：加齢臭、9割が”許せる”、若い女性が100%許せないと回答した臭いは?
汗臭さ、ミドル脂臭は9割近くの男女が「不快」と答えていますが、一方で加齢臭はまったく逆で「許せる」と答えた人が9割もいました。
つまり、「加齢臭はそれほど気にならない臭いだ」ということなのです。
この結果にはかなり勇気づけられますよね。
個人的な推測なのですが、汗臭さやミドル脂臭は本能的に危険を感じているのではないかと思います。特に若い女性はそう感じているのではないかと思います。
一方で加齢臭については、攻撃性はあまり感じていないから不快ではないと感じているのではと思います。
個人的な推測はどうでもいいとして、全国のシニア男性の皆さん、ヨカッタですね。これを機会に「加齢臭」ではなくて「ロマンスフレグランス」などに名称変更してもいいかもしれませんね。
ただし、汗臭さについては「100%許せない」の完全NGが出ているので、油断しないでくださいね。
