「もしかして私クサイ？」
特に汗をかく季節になると、多くの人が考えることではないでしょうか。ニオイの感覚は慣れや個人差があるため、なかなか気づかなかったり、または逆に臭わないのに過剰に気になってしまうことがあります。では客観的に臭いをチェックする方法はないのでしょうか？
ここでは、自分の臭いをチェックする方法を考えてみたいと思います。
服の臭いを嗅ぐ
いったんシャワーを浴びて、体についた汗や臭いを洗い流します。その後、今まで着ていた服の臭いを嗅いでみます。シャワーを浴びることで嗅覚がフラットな状態に戻るので、自分の臭いにも気づきやすくなります。
ただし、注意点があります。それは体ではなく服自体が臭っている場合があるので注意が必要です。筆者は以前に特殊な生地でできた速乾性の高いTシャツを着ていたのですが、汗が乾くとなぜか変な臭がするようになってきました。一般的にナイロン系の生地は汗がこもりやすく臭いやすい場合があるようです。違う服で何回かためしてみるといいでしょう。
枕・シーツなど寝具の臭い
寝具は身体と接している時間が長いため、ニオイが移りやすくなります。特に枕は頭の臭いが移りやすくなっています。頭のニオイが気になる人はチェックして見るといいでしょう。
ワキガのチェック方法
ワキガの場合、アポクリン腺という汗腺から出る汗の量が多いとニオイが強くなる場合があります。アポクリン腺から出る汗の量はいくつかの方法で推測することができます。ワキガのニオイは汗自体が臭うのではなく、それを分解する細菌によって発生します。このため汗の量が多いと必ずしもワキガであるというわけではありませんが、ワキガになりやすいかどうか手がかりを得ることができます。
耳垢が湿っている
以前に、耳あかが湿っているとワキガになりやすい？という記事でも書きましたが、耳あかが湿っている人は、アポクリン腺からの分泌が多いと言われています。
ワキ毛が濃くて太い
アポクリン腺は太いワキ毛付近に存在します。ワキ毛が太くて濃い場合はアポクリン腺の数も多い可能性があります。
衣服に黄色い汗ジミが残る
アポクリン腺から出る汗は、タンパク質、脂質、糖質、アンモニアが含まれています。これからが服について乾く黄色いシミができる時があります。
まとめ
エチケットとしてニオイを気にすることはいいことですが、あまりに気にしすぎるもの問題があります。人間も生物の一種で、生きていれば必ずニオイが発生します。しかし、どうしても気になって悩んでいる方は、親しい人や専門医に相談して、客観的にな意見を聞いてみるものいいでしょう。
