ストレスを受けるとそれによって体臭は強くなるのでしょうか?
実は医学的にはストレスと体臭の強弱とは直接の関係はないと言われています。
しかし、ストレスによる間接的な影響によって体臭が強くなることも考えられます。
発汗量が増える
ストレスを受けたり、緊張したりすると発汗量が増えます。分かりやすいところでは手のひらなどがあります。よく「手に汗握る」といいますよね。また「イヤな汗をかく」と言った表現もあります。
体臭の原因は「アポクリン腺」から出る汗と、肌表面の細菌によって引き起こされます。このため、発汗量が増えると、アポクリン腺から出る汗の量も増え、細菌もより繁殖してニオイがきつくなることが考えられます。
対策としてはストレスを軽減することが一番ですが、なかなか難しいので、まずは清潔にすることを心がけるといいでしょう。ストレスで余裕がなくなるかもしれませんが、シャワーを浴びたりお風呂に入ることによって精神的にも落ち着くことができるのではないでしょうか。
暴飲・暴食による影響
ストレスがかかるとお酒の量が増えたり、時には「やけ食い」をしてしまうこともありますよね。
飲み過ぎて二日酔いになると、アルコールの分解産物である「アセトアルデヒド」が血液中に増えます。これがニオイの原因となります。
また、脂っこいものや肉類を食べると体臭が強くなると言われています。
確かにお酒や食べ物はストレス解消の助けとなりますが、度を越すとニオイの原因にもなるので注意が必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。ストレスは直接の原因にはなりませんが、間接的に影響を与えてニオイの原因となる場合があります。趣味や運動など効果的なストレス発散をして、ストレスを溜めないようにするといいかもしれません。